夏の映画祭(終了しました)

令和4年6月30日
summer eiga
例年秋に実施している「日本映画週間」を、本年は5月末から始まる、日スロベニア外交関係樹立30周年記念「日本文化の夏」期間に実施いたします。

上映作品とあらすじ

●「こんな夜更けにバナナかよ!愛しき実話」(監督:前田哲、主演:大泉洋、2018年)
札幌で暮らす鹿野靖明(大泉洋)は幼少から難病の筋ジストロフィーを患い、車いす生活。体で動かせるのは首と手だけで、介助なしでは生きられないのに病院を飛び出し、ボランティアたちと自立生活を送っていた。夜中に突然「バナナ食べたい」と言い出すワガママな彼に、医大生ボラの田中(三浦春馬)は振り回される日々。しかも恋人の美咲(高畑充希)に一目ぼれした鹿野から、代わりに愛の告白まで頼まれる始末!
最初は面食らう美咲だが、鹿野やボラたちと共に時間を過ごす内に、自分に素直になること、夢を追うことの大切さを知っていく。そんなある日、鹿野が突然倒れ、命の危機を迎えてしまう…。
 
●「居眠り磐音」(監督:本木克英、主演:松坂桃李、2019年)
友を斬り、愛する人を失った。――
男は、哀しみを知る剣で、悪を斬る。
 
主人公・坂崎磐音(松坂桃李)は、故郷・豊後関前藩で起きた、ある哀しい事件により、2人の幼馴染を失い、祝言を間近に控えた許嫁の奈緒(芳根京子)を残して脱藩。
すべてを失い、浪人の身となったー。
 
江戸で長屋暮らしを始めた磐音は、長屋の大家・金兵衛(中村梅雀)の紹介もあり、昼間はうなぎ屋、夜は両替屋・今津屋の用心棒として働き始める。春風のように穏やかで、誰に対しても礼節を重んじる優しい人柄に加え、剣も立つ磐音は次第に周囲から信頼され、金兵衛の娘・おこん(木村文乃)からも好意を持たれるように。そんな折、幕府が流通させた新貨幣をめぐる陰謀に巻き込まれ、磐音は江戸で出会った大切な人たちを守るため、哀しみを胸に悪に立ち向かう―。
 
●「町田くんの世界」(監督:石井裕也、主演:細田佳央太、2019年)
これまでのどんな主人公とも違っている、町田くん。運動も勉強も出来ないけれど、たったひとつの才能は、すべての人を分け隔てなく愛することだった! そんな“人が大好きな”町田くんが、“人が大嫌いな”の猪原さんに出会ったことで、初めて“わからない感情”に向き合うことに。そして、まわりのすべての人を巻き込んで、驚天動地の物語が動き出す!
 
●「美しい星」(監督:吉田大八、主演:リリー・フランキー、2017年)
テレビでお天気キャスターを務める男は、予報が当たらないことでかえって有名な気象予報士。主婦の妻と、フリーターの息子と女子大生の娘の家族4人で平凡な日々を送っていた。そんなある日、男は車を運転中に不思議な光に包まれたのをきっかけに自分が火星人だと自覚する。時を同じくして、息子と娘も水星人、金星人として目覚める。

上映スケジュール

(1)スロベン・グラデッツ市文化センター(Francetova cesta 5, 2380 Slovenj Gradec
5月30日10時から:町田くんの世界
5月31日20時から:居眠り磐音
6月2日20時から:美しい星
6月3日18時から:こんな夜更けにバナナかよ!愛しき実話
 
(2)ベジグラッド映画館(Kino Bežigrad, Linhartova cesta 11, 1000 Ljubljana
6月6日15時30分から:居眠り磐音
6月7日15時20分から:美しい星
6月9日15時半から:町田くんの世界
6月10日15時半から:こんな夜更けにバナナかよ!愛しき実話
(c)2018 “A Banana? At This Time of Night?” Film Partners
(c)2019 "Iwane: Sword of Serenity" Film Partners
(c) Yuki Ando/SHUEISHA (c)2019 “Almost a Miracle” Film Partners
(c)"A Beautiful Star"Film Partners