赤石路代漫画展(終了)

令和4年8月29日
目もくらむ~大正キネマ浪漫 赤石路代

開催概要

本漫画展は終了いたしました。たくさんのご来場ありがとうございました!

漫画家赤石路代先生の作品原画展を実施します。60点ほどのカラー・モノクロ原稿及び、作画の様子を撮影した動画ストリーミングを実施する予定です。

●赤石路代のプロフィール
1979年 小学館新人コミック大賞に入選
1980年 『別冊少女コミック』1月増刊号掲載作品でデビュー
1993年 第39回(平成5年・1993年度)小学館漫画賞児童部門を受賞。
『プチコミック』(小学館)にて、1991年4月号から1999年2月号まで連載された代表作のひとつ『P.A.』(プライベート・アクトレス)は、1998年にテレビドラマ化された人気作で、現在も〆切を多数抱える少女漫画家として活躍中。
2010年から執筆された『鎌倉けしや闇絵巻』に、「スロベニアからの手紙」という副題のついたストーリーがある。

■開催期間:6月15日(水)~8月末日
■会場:シシュカ図書館(Knjižnica Šiška)
■住所:Trg komandanta Staneta 8, 1000 Ljubljana

赤石路代先生からのメッセージ

スロベニアの皆様へ

このたび「日スロベニア外交関係樹立30周年記念文化事業」でご縁をいただき漫画の原稿を展示させていただきます、漫画家の赤石路代と申します。
かれこれ40年以上漫画を描いているのですが、ここ10年ぐらいの間に日本の漫画界もデジタル化が進んできました。そんな中私はアナログ原稿をデジタルに取り込むというやり方で描いております。アナログな作業とデジタルな作業、両方を駆使しながら日々執筆をしています。
これは漫画の一つの描き方なので、ご参考になればと動画も送らせていただきました。
コロナ禍や戦争で渡航もままならない今、デジタル原稿をお送りするということが幸いにもできてこの展示の運びとなりましたが、関係者の方々のご尽力に心より感謝いたします。
 
スロベニアを愛する友人の話を聞き、テレビで見て訪れることを夢見ている美しいスロベニアにいつか必ず行かせていただきます。
日本とスロベニアの永遠なる友好と、1日も早い世界の平和、感染の終息をお祈りしております。
 
2022年6月 赤石路代

展示作品

(1)P.A.シリーズ(カラー5点)
 P.A.(1991-1999)、P.As (2021)、エキストラ・ガール(2010-2014)

(2)天の神話地の永遠、2003-2020(カラー13点)

(3)エンジェル・トランペット、2012-2017(カラー6点)

(4)鎌倉けしや闇絵巻、2014-2019(カラー8点、 モノクロ2点)

(5)目もくらむ~大正キネマ浪漫、2018-2020(カラー10点、モノクロ5点)

(6)うしろに何かみえてますが、2020-現在連載中(カラー5点、モノクロ1点)

(7)神無月紫子の優雅な暇潰し、2020-現在連載中(カラー3点、 モノクロ2点)