欧州文化首都事業視察とノバ・ゴリツァ市長との意見交換

令和7年10月13日
   10月9日、吉田大使はイタリアのゴリツィア市とともに2025年の欧州文化首都になっているノバ・ゴリツァ市を訪問し、同市長サモ・トゥレル氏と、同市の歴史や欧州文化首都事業の意義、国境を越えて文化やスポーツで人々が交流する意義について意見交換を行うとともに、日本から同事業に参加したダンスチームのパフォーマンスを鑑賞しました。
   また、前日8日には、コバリド市にある戦争博物館において、同地域の歴史と戦争の非人間性についての説明を受けるとともに、同事業の一環としてノバ・ゴリツァ市の欧州広場で行われた、1945年の長崎での被爆に耐えた柿の木の苗木の植樹式に参加し、破滅的な戦争からの再生と平和の重要性を伝えるシンボルとしての柿の木がこの地で根付くことを期待する旨のスピーチを行いました。1992年に日本の経済界の支援を得て設立されたEU・ジャパンフェスト日本委員会は、毎年の欧州文化首都における日本関連事業の実施に協力しています。
bsf
bsf
展覧会の様子