Slovensko | 日本語

トップページ広報文化>2014年開催イベント

日本のアニメ・マンガ文化紹介イベントが開催されました。

2014年12月13日(土)、リュブリャナ市内イベントホール「キノ・シシュカ」にて、当館共催の日本のアニメ・マンガ文化を紹介するイベント「MAKKON(マッコン)」が開催されました。
会場のメイン・ホールでは、アニメ・マンガ文化を紹介するレクチャーや武術・忍術などのデモンストレーション、コスプレ・コンテストなどが行われました。また、ホール外のフロアでは、マンガ本やアニメキャラクターグッズの販売のほか、実際にマンガを描く体験コーナーやゲームコーナー、メイド喫茶コーナーが設けられ、会場全体が若者の熱気であふれていました。
当日の来場者数はおよそ300名以上。スロベニア国内の若い世代のみならず、近隣諸国からの来訪者もあり、日本のアニメ・マンガ文化に対する高い関心を改めて感じるイベントになりました。

 


桂三輝(サンシャイン)氏による英語「落語」公演

2014年12月8日、リュブリャナ市内BTC シティ・シアターにて、桂三輝(かつらサンシャイン)氏による英語「落語」公演が行われました。
桂三輝氏は、スロベニア人の両親を持つカナダ生まれの上方落語家で、師匠はあの桂文枝氏。
当日は、約150席ほどある会場の観客席がほぼ満席となり、日本文化の紹介や落語の歴史を分かりやすく交えながら英語落語が披露されると、会場内は大きな笑いの渦で包まれるほどの盛況ぶりでした。英語落語を通して、スロベニアの方々に日本の文化を理解していただく良い機会になりました。

 


天皇誕生日祝賀レセプションを実施

2014年12月2日、リュブリャナ市内ホテル・ウニオンにて天皇誕生日祝賀レセプションが行われました。当日は、当国の要人、当国政府関係者、各国大使、各種団体代表者、日系企業、日本教育・文化関係者など約330名の方々に出席いただきました。
冒頭挨拶にて城守大使は、天皇陛下の81回目の御誕生日に祝意を表し、今年1年を振り返り、経済面や文化面を中心とする二国間関係の発展に言及するとともに、両国関係者の尽力に感謝の意を述べました。
本年レセプションでは、寿司のデモンストレーション、日本酒、日本ワイン、そば等の日本食紹介を行い好評を博しました。また、会場中庭でのトヨタ・アドリア社によるハイブリット車の展示をはじめ、SONYの4Kテレビの展示等など在スロベニア日系企業11社(※)が会場内にブースを設け来場者の関心を集めていました。 ステージ上では、リュブリャナ大学の守時なぎさ先生等による琴の生演奏も披露されました。

(※)本年ブース出展企業(順不同)

トヨタ・アドリア、ソニー、キャノン、オリンパス、マキタ、タケダ、アステラス、コニカ・ミノルタ、京セラ、ヤスカワ、ダイヘン・バストロイ

 


SILAバザーに参加しました

2014年11月29日、リュブリャナ展示会議センターにてスロベニア国際婦人協会(SILA)主催第21回チャリティバザーが開催され、日本も参加しました。
このバザーには、30ヶ国以上の国が参加し、各国とも昨年以上に趣向を凝らしたブース展示が行なわれました。当日は約8000人の来場者がありました。冒頭、会場メインステージにてパホル大統領による開会挨拶が行なわれ、その後、大統領は日本ブースを視察しました。

「日本ブース」では、折り紙や生け花の写真、着物などで日本らしさを演出。お寿司をはじめ日本的な食器類、日用品、小物、衣類、玩具、文具などの販売を行いました。昨年に引き続き、当地日系企業(トヨタ・アドリア社、マキタ社、オリンパス社)からいただいた寄付品の提供や書道の実演販売もあり、終日多くの来場者で賑わいました。また、本年は世界最高のウィスキーに選ばれた日本のウィスキーブランド「山崎」のウィスキーを試飲するコーナーを設け、来場者からは「どこで購入出来るのか」などといった質問を多く受けるなど、大変好評でした。
当日の売上金約3000ユーロはSILAを通じ全額、スロベニアの種々のチャリティ団体に寄付されます。

ご来場頂きました皆様及び本行事にご賛同・ご協力頂きました皆様に改めて厚く御礼申し上げます。

 


「第16回FESTIVAL SLOWIND 2014 ~Music from Japan~」が開催されました

2014年10月11日(土)~21日(火)の期間、リュブリャナ市内のスロベニア・フィルハーモニー、ツァンカリエウ・ドム、キノテカにて、「第16回FESTIVAL SLOWIND 2014 ~Music from Japan~」が開催されました。本年度のテーマは現代音楽の分野で世界的に名を知られる「竹満 徹」氏で、同氏は黒澤 明監督の映画「乱」をはじめ多くの映画音楽を手がけた日本を代表する作曲家の一人です。同期間中、スロベニア・フィルハーモニー、ツァンカリエウ・ドムでは、武満 徹氏作曲の楽曲を中心としたコンサートが開催され、キノテカでは、同氏が音楽担当を行った映画作品「乱」「砂の女」「RINSING SUN」「DOUBLE SUICIDE」の上映が行われました。

本行事のコンサートには、日本から細川 俊夫氏(作曲家)、田嶋 直士氏(尺八)、宮田 まゆみ氏(笙)、半田 淳子氏(琵琶)、吉野 直子氏(ハープ)などが参加し、当地の音楽関係者とのジョイントコンサートを実施致しました。来場者からは、「笙や琵琶など日本の古楽器が奏でる音色は神秘的で、音の広がり・余韻に魅了された」「現代音楽は、従来の音楽様式と異なり先鋭的な音楽要素があり、やや難解な部分もあるが、映画など映像との調和により、その魅力は発揮される」などのコメントが寄せられました。
ご来場頂きました皆様及び関係者の方々に御礼申し上げます。

武満 徹氏についてはこちら。(外部リンク)

 


広島原爆の被爆樹苗木の植樹

10月7日、リュブリャナ大学植物園において、広島原爆の被爆樹木の苗木の植樹式が行われました。

広島原爆の被爆樹木の植樹活動は、市民団体「グリーン・レガシー・ヒロシマ」によって行われている活動で、国連訓練調査研究所(UNITAR)、広島大学、広島市等が参加協力しています。今回のスロベニアでの植樹は、上真一広島大学教授のイニシアティブにより、「スロベニア科学フェスティバル」のイベントの一部として実施されました。

植樹式には当館より城守大使夫妻が参加したほか、ジュカル・リュブリャナ副市長、ペヨウニク・スロベニア・ユネスコ委員会会長、スヴェトリク・リュブリャナ大学学長、クーチャン初代大統領夫人、トゥルク前大統領夫人が出席し、核廃絶と平和への祈りこを込め、被爆イチョウの子孫の苗木を中心に植樹が行われました。

またこの度、絵本作家の森本順子氏による被爆体験を綴った絵本「わたしのヒロシマ」がスロベニア語に翻訳されました。この翻訳本は、今後スロベニア・ユネスコ委員会を通じてスロベニア全国の小中学校に配布される予定です。当館でも貸出しを行っておりますので、ご興味のある方はお気軽にお申し込みください。


「日本映画祭」が開催されました

2014年9月17日(水)~24日(水)まで、リュブリャナ市内ツァンカリエウ・ドムにて、「日本映画祭」が開催されました。本年度のテーマは「ゼロ年代映画特集」で2001年から2010年の間に製作され、現代を活写した7作品が上映されました。
来場者からは、「様々なジャンルの作品を通じ、日本文化・社会の多様性を知ることが出来た」、「日本映画の映像の繊細さ・美しさに魅了された」などのコメントがありました。とりわけ「笑う蛙」は、ストーリー設定が興味深く、出演者の表現力も素晴らしかったと好評を博しました。
ご来場頂きました皆様及び関係者の方々に御礼申し上げます。
作品概要はこちら

【上映作品】
青い春/豊田 利晃監督(2002年)、笑う蛙/平山 秀幸監督(2002年)、新・仁義なき戦い 謀殺/橋本 一監督(2003年)、
犬猫/井口 奈己監督(2004年)、14歳/廣末 哲万監督(2007年)、透光の樹/根岸 吉太郎監督(2004年)、
パッチギ! LOVE&PEACE/井筒 和幸監督(2007年)

©Taiyo Matsumoto / Shogakukan "Blue Spring" F.P. 2011

©2001`Warau kaeru' Film Partners

©Toei Co.,Ltd.

©Inuneko Film Partners

©PFF Partners

©EMBERS Film Partners

©2007「パッチギ!LOVE&PEACE」パートナーズ

 

姉妹都市交流:新潟県妙高市の高校生がスロベン・グラデッツ市を訪問しました。

2014年9月7日から13日までの間、新潟県妙高市からの訪問団(高校生8名、妙高市職員3名)がスロベン・グラデッツ市を訪問し、両都市の文化紹介やホームステイによる生活体験、ホストファミリーとの交流、スロベン・グラデッツ高校での授業参加・ディスカッション等を行い交流を深めました。、8日にはスロベン・グラデッツ高校主催による歓迎式典が開催され、同校生徒の合唱による歓迎セレモニーに始まり、来賓挨拶にて、城守大使は日本からの訪問団に対し、今回の滞在中に様々な異文化体験を経て、国際的視野・感覚を養って欲しいと激励し、両市の関係者、学校関係者、ホストファミリーの皆様に本事業への協力・支援に対する謝意を伝えました。

式典後、スロベン・グラデッツ市庁舎にてアンドレイ・チャス市長、城守大使、妙高市職員による意見交換会が開催され、経済、文化、社会活動など幅広い分野での更なる市民交流に向けての活発な議論が行われました。

新潟県妙高市とスロベン・グラデッツ市との交流は1996年新潟県新井市(当時)の新井リゾートにて、スロベニアの文化を紹介する「スロベニア・ウィーク」が開催されたことを発端に、両都市の市長、市民代表団・高校生による相互訪問や絵画交換などが継続的に実施され、2001年の姉妹都市協定締結を経て、2011年には、10年間の交流を綴った記念誌を出版するなど様々な交流が行われています。
両都市の交流に関する詳細はこちら

*妙高市は、2005年4月に新井市、妙高高原町、妙高村の合併により発足。


「第14回欧州日本研究国際会議(EAJS)」が開催されました。

2014年8月27日(水)から30日(土)まで当地にて欧州日本研究協会(European Association for Japansese Studies)、リュブリャナ大学文学部アジア・アフリカ研究学科共催のもと、「第14回欧州日本研究国際会議(EAJS)」が開催されました。
EAJSとは、1973年に創立された日本研究を対象とする世界最大の学術団体で、1976年より3年毎に欧州各地で国際会議を開催しています。今回の会議には日本や欧州その他の国々から約900人が参加し、日本研究に関する各分野(言語学、文学、日本語教育、歴史学、宗教・哲学、政治学・国際関係論、経済学、人類学、社会学・メディア論、都市研究・地域研究、環境学、視覚芸術・表現芸術)における最新の研究発表と意見交換が行われました。27日にツァンカリア・ドムにて開催された開会式において、城守大使はスヴェトリク・リュブリャナ大学学長、ヤンコヴィッチ・リュブリャナ市長、カレニッチ・ラムシャク・リュブリャナ大学文学部長、田口国際交流基金理事とともに開会の挨拶を行い、リュブリャナでの開催への歓迎の意と、今回の会議を通じて日本研究が更に発展することへの期待を述べました。
また、30日にはEAJSへの主要出席者(各セクションの幹事、キーノートスピーカー等)、ピカロ教育・科学・スポーツ大臣、スケンデル前在京大使、スヴェトリク・リュブリャナ大学長、カレニッチ・ラムシャク文学部長らを大使公邸に招いて意見交換会を行い、欧州での日本研究促進及び知日派育成について活発な意見交換が行われました。
EAJS関連記事はこちら: リンク1, リンク 2


「日本伝統芸能紹介ワークショップ ~日本の音と踊り~」を開催しました。

2014年8月30日(土)、当館、リュブリャナ大学文学部アジア・アフリカ研究学科共催のもと、スロベニア・フィルハーモニーにて、「日本伝統芸能紹介ワークショップ ~日本の音と踊り~」を開催しました。同ワークショップには、日本から“グローバルカルチャー那須”の皆様12名にお越し頂き、日本舞踊、邦楽のデモンストレーション、鼓、笛、三味線などの和楽器の説明や、踊りにおける所作・男女の演じ分け・特徴、長唄についての解説が英語にて行われました。その後、来場者全員が参加してのワークショップが開催されました。ワークショップでは、「踊り」「お囃」「三味線」の3つのグループに分かれ、演者から指導のもと様々な体験をしました。来場者からは、「今まで映像や本で和楽器を見たことはあるが、今回、直接触れて演奏をすることが出来、非常に貴重な経験が出来た」、「解説を聞くことにより、踊りにおける各動きの意味や楽器の構造をよく理解することが出来た」などの声がありました。       
また、同団体は、同日夜、IMAGO主催による旧市街での屋外コンサートへの出演や、翌日には、ドラマ劇場にて日本舞踊、邦楽演奏の公演を行いました。来場者からは「三味線、鼓、笛など和楽器のコンビネーションが素晴らしく迫力があった」「日本舞踊の繊細な動きに魅了された」などの声がありました。
ご協力頂きました関係者、そして来場頂いた皆様に改めて御礼申し上げます。
なお、当日のプログラム、公演者のプロフィールは、こちらでご覧頂けます。(英語)
<ワークショップの様子>


「日本伝統芸能講演会 ~映像と解説による雅楽、能、文楽、歌舞伎の紹介~」を開催しました。

2014年8月28日(木)、当館、リュブリャナ市内Oton Župančič 図書館共催のもと、同図書館にて、「日本伝統芸能講演会」を開催しました。
講師には、日本から平間 充子氏(桐朋学園大学音楽学部講師)をお招きし、ユネスコの「人類の口承及び無形遺産の傑作」(世界無形遺産)に登録されている「雅楽」「能」「文楽」「歌舞伎」の4分野についてDVDの映像を流し、実際の音と映像を交えながら解説と質疑応答を行いました。
日本の伝統芸能は、歌舞伎を中心にその芸術性の高さが世界でも広く知られる一方、実演を見る機会は非常に限られています。その上、舞台芸術は、写真や文献ではなく、音声を伴った演者の動きを目の当たりにすることによって初めて真価が発揮されます。また、今回紹介した伝統芸能は、その独自性故国内外での高い評価を得ていますが、その一方で、「見ただけではわかりにくい」、「難解で面白みに欠ける」といったデメリットも伴っていることは否めません。今回の講演会では、映像、音声に解説を加え、各分野における独自の約束事、西洋や現代とは異なった美意識・価値観、鑑賞の醍醐味や、その歴史的・文化的背景についての解説を行い、日本の文化や歴史全般への認識が深まることを目的として実施しました。
講演後には活発な質疑応答が行われ、来場者からは、専門的な質問から、「同伝統芸能は欧州のどこで見れるのか」「日本での観客層について」など様々な質問がなされました。スロベニアでは、2012年のマリボル欧州文化首都年の際に、ひとみ座乙女文楽による「乙女文楽マリボル公演」が行われています。
ご協力頂きました関係者、そして来場頂いた皆様に改めて御礼申し上げます。
なお、当日のプログラム、講演者のプロフィールは、こちらでご覧頂けます。(英語)


「ジャズと日本歌曲の夕べ ~日本文化を調べにのせて~」が開催されました。

2014年7月10日(木)、リュブリャナ市内ツァンカリエウ・ドムにて、「ジャズと日本歌曲の夕べ ~日本文化を調べにのせて~」が開催されました。
当地ではマスメディアを通じても触れる機会の少ない邦楽の持つ旋律の魅力を伝えることを目的とし、当館主催のもと、日本から、ピアニストの大原 保人さん、ソプラノ歌手の大田朋美さん、松本 薫さんをお招きし、日本の懐かしい音楽やスタンダードジャズの演奏会を行いました。
コンサートの開催にあたり城守大使は、日本の優れたアーティストを紹介出来ることを光栄に感じると共に、日本の情緒あふれるメロディが来場頂いた皆様に届くことを楽しみにしていると述べました。約230席の会場をほぼ埋め尽くした聴衆は、日本人ソプラノ歌手の澄み渡る歌声とピアニストが奏でる心地よい音色に終始魅了され、コンサートは盛大な拍手と共に幕を閉じました。
来場者からは、「出演者の技量からも日本音楽及び日本文化の質の高さを感じた」「日本の歌を生で聴くのは初めてだが、ノスタルジックであり、ジャズピアニストとのフュージョンによるテンポある演出に感銘を受けた」「日本の音楽に興味が沸いたので、さらに色々なジャンルの日本の曲を聴いてみたい」等の声がありました。ご協力頂きました関係者、そして来場頂いた皆様に改めて御礼申し上げます。
なお、当日のプログラム、出演者のプロフィールは、こちらでご覧頂けます。


「第3回日本文化総合紹介行事“Japan Day”」が開催されました。

2014年6月21日(土)、リュブリャナ市内コンベンションセンターGospodarsko razstavisceにおいて、“来て見て楽しい、参加してもっと楽しい”をキーワードに、「日本文化総合紹介行事“Japan Day”」が開催されました。同行事は、当館主催のもとスロベニアにある日本文化関連団体・個人、日系企業、及びボランティアの協力により実施されました。今年で3回目となる同行事は、会場をリュブリャナ中心部に移して実施したこともあり、当日は約2,500名もの多くの来場者がありました。
主催者挨拶にて城守大使から、準備・運営に携わっている関係者へ感謝の言葉を伝えると共に、来場者に歓迎の意と今日1日、日本文化の様々な側面を知り、理解を深め、日・スロベニア間の友好関係を更に深めて欲しい旨挨拶しました。
会場内には、日本語教室、浴衣着付け体験、日本の昔の玩具体験、書道、折り紙、各種武道の紹介など27のブースが設けられ、今年は新たに日本食料理体験教室や日本のウィスキー・梅酒の試飲コーナー、香道ブース、ステージでの日本酒や日本庭園についての講演、アニメコスプレショーなどが加わりました。
ブースプログラムの詳細はこちら。ステージプログラムの詳細はこちら
来場者からは、「スロベニアにこんなに多くの日本文化関連団体が存在するとは知らなかった」「テレビで見た日本文化を直接体験出来た良かった」「次年度は生け花ブースをつくって参加したい」等の声がありました。

ご協力頂きました関係者、そして来場頂いた皆様に改めて御礼申し上げます。なお、今回の行事の様子は、こちらでもご覧頂けます。

 

   


ストルニャンにおける柿の木の植樹

6月19日、スロベニア西部、アドリア海に面する町、ストルニャン(Strunjan)のエルヴィラ・ヴァトヴェッツ訓練学校において、「時の蘇生」柿の木プロジェクトによる柿の木の植樹が行われました。 「時の蘇生」柿の木プロジェクトは、長崎に投下された原爆の後を奇跡的に生き残った柿の木を、樹木医の海老沼正幸氏が治癒し、この二世の木を平和の象徴として世界各地で植樹しているものです。ストルニャン周辺は、その温暖な気候から、スロベニア随一の柿の栽培が行われているところで、これが縁となって、今回の植樹となったものです。 当大使館からは阿部参事官が出席し、ボスマン・ピラン市長、レシュニク校長とともに植樹を行いました。植樹式では、ボスマン市長、阿部参事官、レシュニク校長の挨拶とともに、海老沼氏からのメッセージも代読されました。また、現地在住の日本の方が日本の詩を朗読、現地の合唱団が日本の歌を披露したのに続いて、訓練学校の子供たちが日頃から練習した歌や踊りを披露してくれました。子供たちからは、平和への願いを込めたメッセージが、ボスマン市長に手渡されました。校舎の前では、子供たちが描いた柿の木の絵が飾られていました。

 


「第4回スロベニア日本語弁論大会」が開催されました

2014年5月17日(土)、リュブリャナ大学文学部において、第4回スロベニア日本語弁論大会が開催されました。同大会はスロベニアにおける日本語学習者の学習意欲向上と、若年層・青年層への更なる日本語学習の普及を目的として行われ、今年は第一次審査を含め計24名のエントリーがあり、大会当日は本選に進んだ14名が熱弁を振るいました。
 開会の挨拶で城守大使は、出場者に対し、本大会にエントリーしたチャレンジ精神を称え、日頃の学習成果を精一杯発揮して欲しいと激励し、また日本への探求心を更に深め、両国間の交流の懸け橋となって欲しいと期待を述べました。                          
本年度の大会の特徴は、各部門ともレベルが高く、審査結果が拮抗した点や発表内容に自身の考え方が取り入れられていたことなどがあります。また、日本語学習のきっかけが「俳句」という方も複数人いました。
本大会は、初級、中級、リュブリャナ大学文学部日本研究講座3年生の部と3部門に分けて実施されました。優秀者、弁論テーマは以下の通りです。
 
初級の部:イェルネイ・パンゲルツさん 『私のしゅみは・・・』
 中級の部:ミシェラ・アタナソフスカさん 『アニメーション』
 リュブリャナ大学文学部日本研究講座3年生の部:ニーナ・ハビャンさん 『チャーリー・チャプリンの生活』
 
又、審査時間中には、留学経験者から成果発表が行われ、実体験を通じ、数多くの貴重な経験を得られたとの報告がなされました。
大会終了後、大会出場者や関係者は意見交換会にて、日頃の日本語学習方法や使用教材などについて様々な意見交換を行いました。
 
今大会にご協力いただいた審査員、及び関係者の皆様に心より御礼申し上げます。

主催:スロベニア日本語弁論大会実行委員会、リュブリャナ大学文学部、在スロベニア日本国大使館 
協力:国際交流基金、リュブリャナ図書館

 


AIESEC主催による世界各国文化紹介行事“Global Village”が開催されました

2014年4月12日(土)、リュブリャナ市内BTC/ParkにおいてAIESEC主催による第2回世界各国文化紹介行事"Global Village"が開催されました。AIESECとは海外インターンシップ事業を運営する学生団体で、本行事には、我が国をはじめ計十数カ国が参加し、各国ブース及びステージにて自国の文化紹介を行いました。「日本ブース」では、Genki Center(日本文化・日本語学習教室)、日本文化愛好家、リュブリャナ大学に留学中の日本人留学生などの協力により、書道や和人形をモチーフとした"しおり"の作成、折り紙教室、日本紹介資料の配付などを行いました。日本ブースは好評を博し、子供から大人まで多くの来場者で賑わいました。

本行事にご協力頂きました関係者の皆様に改めて御礼申し上げます。

 


「“HANAMI”~ Cherry Blossom Festival ~」が開催されました

2014年4月5日、リュブリャナ市内・ボタニカルガーデンにて、昨年に引き続き、第2回「“HANAMI”~ Cherry Blossom Festival ~」が開催され、城守大使夫妻が出席しました。当日は、雨天のため、屋内での行事となりましたが、1日で約200名の来場がありました。会場内では、折紙教室、書道、墨絵、俳句、日本語教室、キャラクター弁当コンペティションなどが行なわれました。本行事はスロベニアの日本文化愛好家が中心となり実施されました。

スロベニアには、日本から寄贈された約300本の桜があり、最初の1本は、2000年に紀宮清子内親王殿下が当国御訪問の際に植樹されました。花見の紀元は、8世紀まで遡り、奈良時代の貴族の行事が起源で、梅の鑑賞から始まり、平安時代に桜の観賞が中心となり、その後、江戸時代に花見の風習が広く庶民に広まったといわれています。花見は、春の訪れを寿ぐ日本独自の習慣ですが、近年は、アジアや欧米にもその風習は広がりつつあります。 

 

 


 

スロベニア剣道連盟に剣道具の贈呈が行なわれました

 2014年3月29日、リュブリャナ市内にて、在スロベニア日本国大使館による、全日本剣道連盟からスロベニア剣道連盟への剣道具の贈呈式が行なわれました式の開催にあたり、城守大使より、同連盟に対し、スロベニアでの剣道や日本の武道精神(礼儀正しさや互いを尊重する精神)の普及に対する賞賛と日・スロベニア両国間の更なるスポーツ交流に対する期待が伝えられ、目録が贈呈されました。Goran Potočnik Černeスロベニア剣道連盟代表からは、全日本剣道連盟、在スロベニア日本国大使館への謝辞と共にスロベニアでの更なる剣道の普及に向け今後もたゆまぬ努力を続けていく決意が述べられ、その後、スロベニア剣士によるデモンストレーションが行われました。
スロベニアにはリュブリャナ、マリボル、ツェリエ、ヴェレニェの4都市に団体が存在します。毎年夏には、日本の有段者や欧州各国から剣士を招き100名規模でのセミナーや「侍カップ」というトーナメント戦を開催するなど積極的な活動を行っています。
贈呈品:剣道具セット(20)、竹刀(20)、袴(10)、剣道具袋(3)、竹刀袋(10)、手拭い(10)

●スロベニア剣道連盟ついてはこちら

●スロベニアでの剣道の沿革についてはこちら

 

 


「Karate 1 World Cup」が開催されました

  2014年3月15日・16日、ラシュコにて、「Karate 1 World Cup」が開催され、世界各国の空手家による熱戦が繰り広げられました。オープンニングセレモニーには、ブラトゥシェク首相、城守大使、ズドルシェック・ラシュコ市長、エスピノス世界空手協会会長、ゼリンカ・スロベニア空手協会会長が出席されました。本大会には、世界40ヶ国から約350名の空手家が参加し、男女別「形」と「組み手」の個人戦、団体戦が行なわれました。
スロベニアでの空手は、40年以上の歴史があり、スロベニア空手協会は、1,969年に設立され、同協会には、63の団体が所属し、約1,500名の空手家が登録されています。空手は、子供から大人まで幅広い層に支持されている武道であり、スロベニアでの競技人口は約5,000名から6,000名と言われています。                                                               

●大会結果についてはこちら

 

 


「日本経済・ビジネスセミナー」が開催されました

  2014年2月27日、リュブリャナ大学経済学部にて在スロベニア日本国大使館、リュブリャナ大学経済学部共催による「日本経済・ビジネスセミナー」が開催されました。同セミナーはメトゥカ・テカウチッチ経済学部長による開会挨拶に始まり、第一部では、大使館の照内書記官による日本の経済政策「アベノミクス」に関する講演が行なわれ、第二部では、当地のトヨタ・アドリア桑原社長による「事業経営におけるトヨタウェイの実践」についての講演が行なわれました。会場には、社会人、学生など約200名の来場があり、メディアからではないリアルな日本経済、ビジネス界の現状についての講演を熱心に聴き入っていました。また、ボルトゥ・ルシアン教授の進行による質疑応答も活発に行なわれ、日本経済に関する関心の高さが伺えました。参加者からは、「アジア、日本の経済政策については、メディアを通じて知っていたが、今回のように詳しく聞く機会は初めてなので有意義であった。」「日本企業のビジネスに対する取り組み姿勢、考え方を知ることが出来た。」「日本から学ぶことは多いと感じた。今後、更に視点、業界を広げて今回のようなセミナーを開催して欲しい。」等の声が寄せられました。 
 ●日本の経済政策「アベノミクス」についてはこちら(日本語)
 ●「事業経営におけるトヨタウェイの実践」についてはこちら(英語)
講演会終了後は、意見交換会が行われ、日本経済、日本ビジネスに関する様々な情報交換が行われました。今後、更なる日・スロベニア間の経済交流の活性化が期待されます。今回のセミナー開催にあたりご協力頂きました関係者の皆様に改めて御礼申し上げます。

 


大使公邸での雛人形の紹介

 2014年2月25日、大使公邸にて、スロベニア外務省幹部夫人、元在京スロベニア大使夫人、当地駐在各国大使夫人及びSILA(Slovenia International Ladies Association)関係者など約18名の参加を得て、ひな祭りと日本文化紹介を行いました。会場には、七段飾りの雛人形が飾り付けられ、その由来や日本文化の紹介を大使夫人が行いました。また、ひな祭りにちなんだ、ちらし寿司などの日本食も提供され、日本の文化・食について様々な意見交換が行われました。参加者からは、「ひな祭り」「雛人形」などの説明を聞き、日本文化の奥深さに触れることが出来て良かったとの声がありました。

「ひな祭り」は桃の節句とも呼ばれ、日本古来の女性のお祭りであると同時に桃の香りに象徴される春の訪れを祝う行事です。  
「雛人形」は、宮中の殿上人(平安装束)を模しており、内裏雛(親王)、三人官女(宮中に使える女官)、五人囃子(能のお囃子を奏でる五人の楽人:謡、笛、小鼓、大鼓、太鼓)、右大臣・左大臣、仕丁(三人上戸)の構成からなります。 

 ◎SILAについてはこちら


2013年 2012年 2011年 

2010年 2009年 2008年 2007年

広報文化のページへ

Copyright(C):2012 Ministry of Foreign Affairs of Japan