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福田大使が国際演劇協会・内村直也賞授賞式に出席しました。

2015年12月18日(金)、イタリア・トリエステにあるスロベニア常設劇場にて国際演劇協会・内村直也賞授賞式が行われ、福田大使夫妻が出席しました。今年は、マテヤ・コレジュニク氏演出による「近代能楽集」(三島由紀夫作)を上演したスロベニア常設劇場が同賞を受賞し、当日は福田大使から同作品に出演した俳優陣に対し表彰状が授与されました。なお、内村直也賞は、国際演劇協会日本センターの第三代会長を務めた劇作家、故・内村直也氏の遺志を継いで1992年に創設された賞で、日本の舞台芸術の影響が見られる上演作品や研究など、優れた活動を行った海外のアーティストや団体に対して贈られています。

 


日本のアニメ・マンガの紹介イベントが開催されました。

2015年12月12日(土)、リュブリャナ大学コンピュータサイエンス・情報学部にて、当館共催の日本のアニメ・マンガ文化を紹介するイベント「MAKKON(マッコン)」が開催されました。
今年で4回目となる同行事では、アニメ・マンガ文化を紹介するレクチャーや武道のデモンストレーション、コスプレ・コンテストのほか、マンガ本やアニメキャラクターグッズ、武術道具、日本のお菓子等の販売が行われました。また、折り紙やアニメキャラクターのボードゲーム、日本語学習ゲーム等のブースも設けられ、多くの若者で賑わいました。建物最上階のカフェテリアでは、みそ汁やカレーライス、焼き鳥等の日本風の食事が提供されました。
当日の来場者数はおよそ600名にのぼり、スロベニア国内の若い世代における日本のアニメ・マンガ文化に対する高い関心を改めて感じるイベントになりました。

 


天皇誕生日祝賀レセプションの開催

12月9日、天皇誕生日祝賀レセプションを開催し、300名を超えるゲストの方々が来場されました。冒頭挨拶にて福田大使は、天皇陛下の御誕生日をお祝いし、二国間関係の発展に尽力した両国関係者に対する感謝の意を述べました。次の在スロベニア日本企業13社の協力により、会場に企業展示ブースを設け、日系企業の当国での活動について紹介しました。また、握り寿司の実演や天ぷらの提供、琴の生演奏も披露されたほか、日本酒や日本産ワインの紹介も行いました。

(※)本年ブース出展企業(50音順)

アステラス、オリンパス・スロベニア、キャノン・アドリア、京セラ、コニカ・ミノルタ、ゴレニェ・パナソニック、スミダ・スロベニア、ソニー、ダイヘン・バストロイ、トヨタ・アドリア、ファナック・アドリア、フォルメ、ヤスカワ・スロベニア、

 


SILAバザーに参加しました。

2015年11月28日、リュブリャナ展示会議センターにてスロベニア国際婦人協会(SILA)主催第22回チャリティバザーが開催されました。今年のバザーは日本を含む33ヶ国の国が参加し、各国とも昨年以上に趣向を凝らしたブースで、各国の民芸品や装飾品、食品等の販売を行いました。
日本ブースでは、歌舞伎の絵、紅葉や雪景色のポスター、こけし、折紙、浮世絵の団扇等で日本らしさを演出。和食器類、和風アクセサリー、団扇や扇子、アニメのキャラクターグッズ等を取扱い、大変好評でした。
当日の売上金約2000ユーロはSILAを通じ、スロベニアの各慈善団体に寄付されます。

 


「能楽」と「能面」に関する講演を開催しました。

11月19日(木)、スロベニア民俗学博物館において、能面彫り師・北澤秀太氏およびリュブリャナ大学文学部講師クララ・フルヴァティン氏を招き、当館主催の「能楽」と「能面」に関する講演を開催しました。はじめに、フルヴァティン氏より、能楽堂の写真や能公演の映像をスクリーンで来場者に見せながら、能楽を理解するうえで必要な基本的知識をお話しいただきました。続いて、北澤氏が狂言の一節を披露したり、彫りの実演を交えたりしながら、様々な種類の能面や彫りで使用する道具の紹介を行いました。多くの来場者は、本物の能面や能面の素材となる檜に実際に触れることで、日本の伝統芸能に対する理解を深めている様子でした。
また、同日夜には、リュブリャナ大学文学部において、北澤氏による大学生及び大学教師を対象とした「能面」の講演を行いました。学生からは能面の作り方や種類に関する質問などが多く寄せられ、能への関心の高さが窺える講演となりました。

【スロベニア民俗学博物館での様子】

【リュブリャナ大学文学部での様子】

 


忍者講座 「忍びの実像」 を開催しました。

9月26日(土)、マリボル市の青少年会館にて、三重大学で忍者研究に携わる教授2名を招き、当館主催の忍者講座「忍びの実像」を開催し、当館からは大橋書記官が出席しました。
講座前半では、山田雄司・三重大学人文学部教授による「忍びの実像」と題した講義が行われ、戦国時代から江戸時代における忍者の役割や忍者に求められる資質、忍者の道具等を史料に基づき紹介しました。講座後半は、忍装束を身につけた川上仁一・三重大学人文学部特任教授(甲賀流忍術の継承者)によって忍術のデモンストレーションが披露されました。忍者の修行方法や歩き方、道具の使い方等の実演に、来場者は興味深く見入っていました。
また、講座の締めくくりには、山田教授より忍者にまつわるクイズが出題され、全問正答者5名に忍者グッズが贈呈されました。
本講座を通じて、アニメや映画等で画かれている忍者像とは異なる歴史的な忍者の実像を紹介し、来場者にとっても新しい発見の多い講座となりました。

 


琴・三味線・地唄舞のコンサートが開催されました。

9月18日(金)、リュブリャナ市のシュパンスキー・ボルツィ・ホールにて、美緒野会(※)による琴・三味線・地唄舞のコンサートが開催されました。
演奏曲目は「門出の祝い」(四代目 杵屋六三郎作曲)、「鷹」(沢井忠夫作曲)、「黒髪」(湖出市十郎作曲)、「吾妻獅子」(峰崎勾当作曲)、「八千代獅子」(藤永検校作曲)の全5曲で、大きな松の木や静かに降る雪を連想させる映像等を背景に、日本の伝統楽器が奏でる音の響きと美しい地唄舞に多くの来場者が魅了されていました。在スロベニア日本大使館も同行事開催に協力しました。
(※美緒野会は1979年に設立された地唄箏曲会で、アメリカ、オーストリア、ロシアなど海外でもコンサートを行っています。)

(写真提供:Touhou Association)

 


日本映画祭2015を開催しました。

9月10日(木)~15日(火)、リュブリャナ市内の映画館キノ・ベジグラッドにて、国際交流基金及び当館主催の下、「日本映画祭2015」を開催しました。
今年の映画祭のテーマは「日本の食文化の秘訣」。「武士の献立」、「ラーメン侍」、「四十九日のレシピ」、「ラーメンより大切なもの」の計4作品が上映され、期間中の来場者数合計は約430名にもおよび、日本映画や日本の食文化に対する関心の高さがうかがえる映画祭となりました。また、初日のオープニング上映後は、今回の映画祭のテーマに合わせ同映画館ロビーにてラーメンの試食が実施され、映画祭を盛り上げていました。当館も日本酒を提供し、リュブリャナ市民に喜ばれていました。

■上映作品
「武士の献立」(2013年/朝原雄三監督)、「ラーメン侍」(2012年/瀬木直貴監督)
「四十九日のレシピ」(2013年/タナダユキ監督)、「ラーメンより大切なもの」(2013年/印南貴史)

©2013 “A Tale of Samurai Cooking” Film Partners ©Ramen Samurai Film Partners ©2013 “Mourning Recipe” Film Partners ©2013 Fuji Television Network

 

(写真提供:Touhou Association)

 


ロガテツ市で日本文化紹介行事「Japan Afternoon」が開催されました。

9月6日(日)、ロガテツ市のスポーツ・ホールで、同市合気道クラブ主催の日本文化紹介行事「Japan Afternoon」が当館協力の下開催されました。
メナルト・ロガテツ市市長による開会挨拶、続いて当館の大橋書記官によるスピーチの後、弓道をはじめとする各種武道のデモンストレーションが披露されたほか、日本語や書道、折紙のワークショップが行われ、多くの来場者が日本文化を楽しく体験していました。また、日本文学や俳句、日本茶、寿司、着物、盆栽、禅、子供向けの紙芝居等、様々な種類のスタンドが設けられ、日本文化を色々な側面から体験することができ、日本文化に対する理解を深める良い行事となりました。

 


Asian Culinary Day ~アジアの食文化紹介~

8月23日(日)、リュブリャナ市郊外のズビリエ湖畔広場にて、Touhou Association、ズビリエ観光協会および当館の共催によるAsian Culinary Dayと題した食文化の紹介イベントが開催されました。寿司や焼き鳥など日本食を提供するスタンドや中国・インド・タイ料理を扱うスタンドもあり、多くの来場者がアジアの食文化に触れ、各国の料理を楽しんでいました。また、日本から輸入したお菓子や調味料、調理器具などの展示販売も行われており、その取扱店を紹介することで、当地における日本食普及に寄与することができた行事となりました。
当日は、当館から阿部参事官が出席し、行事開催に関わった全ての方々にお礼を述べるとともに、来場者に日本食の特徴を紹介し、日本食に対する理解を深めていって欲しいという希望を伝えました。

 


ジャズコンサートが開催されました。

8月14日(金)夜、リュブリャナ旧市街地の広場にて、IMAGO SLOVENIAEと当館の共催によるジャズコンサートが開催されました。このコンサートは、毎年夏に行われるリュブリャナフェスティバルのジャズコンサート・プログラムの一つで、今年はニューヨークを拠点に活動している邦人ピアニスト・藪野遥佳氏とベーシスト・エフッドエトゥン氏によるユニットThe Yabuno Ettun Projectが招待されました。演奏曲目はオリジナル楽曲のほか、日本の唱歌「小さい秋見つけた」や「赤とんぼ」をジャズ風にアレンジしたものが披露されました。日本の唱歌の旋律とジャズの融合は来場した多くの聴衆を魅了し、大変好評でした。

 


ジャパン・デー2015が開催されました。

2015年5月30日(土)、リュブリャナ市内のエキシビション・コンベンション・センターにおいて、日本文化総合紹介行事「Japan Day 2015」が開催されました。
今年で4回目となる同行事は、当館主催(GENKI Center共催)の下、スロベニアにある日本文化関連団体及び個人、日系企業、ボランティアの皆様の協力により実施され、当日は約2500名もの来場者で会場は賑わいをみせました。
主催者挨拶にて城守大使から、準備・運営に携わっている全ての関係者の方々へ感謝の言葉を伝え、来場者には日本文化を体験し、知識や理解を深め、日・スロベニア間の友好関係をさらに強いものにして欲しい旨お話ししました。
今年は会場に大小2つのステージを設け、大ステージでは武道のデモンストレーションとコスプレショー、小ステージでは日本庭園や着物、俳句などのレクチャーや琴の演奏が披露されました。また、会場内の各ブースでは、日本語教室、浴衣着付け体験、日本の昔の玩具体験、書道、折り紙、寿司のワークショップなどに加え、今年は新たに俳句、日本文学、旅行に関するブースも加わりました。ご協力頂きました関係者、そしてご来場頂いた皆様に改めて御礼申し上げます。 

※ステージプログラム(詳細)および出展者一覧(詳細
※当日の行事の様子は、こちらからもご覧頂けます。

雑誌「Jana」の記事

 


尺八と弦楽器のコンサートが開催されました。

5月27日(水)、リュブリャナのプレジホウ・ヴォランツ図書館のホールにて、尺八と弦楽器によるコンサートを開催しました。演奏曲目は尺八の伝統的な邦楽に加え、バッハやヘンデル作曲の西洋クラシック音楽、日本人作曲の現代音楽が披露され、来場者の多くが尺八と弦楽器の音色のコラボレーションに聞き入っていました。

演奏者:田嶋直士氏(尺八)、河村典子氏(ヴァイオリン)、白土文雄氏(コントラバス)、岩木保道氏(ヴィオラ)

 


落語のワークショップが開催されました。

4月1日(水)、リュブリャナ経済高等学校にて、ダイアン吉日氏による落語のワークショップが開催されました。
冒頭、ダイアン氏が落語の歴史に触れた後、落語では扇子と手ぬぐいを用いて様々な場面の表現ができることを説明し、見る側の想像力も大切であることを伝えました。また、落語の実演では、古典落語を分かりやすくアレンジした演目を披露。地元の高校生たちもその面白さに大笑いしていました。
実演後は、会場の高校生たちにも落語の動作や表現を実際に真似てもらい、落語における表現の面白さを体感出来た貴重な機会となりました。

 


裏千家 茶道の実演が行われました。

3月24日(火)、リュブリャナ市内のスロベニア民俗学博物館において、国際交流基金主催による裏千家 茶道の実演が行われました。
裏千家 村上由美子教授、橋本佳織准教授をはじめ、日本から10名の団員が来訪。当日は、スロベニア前大統領夫人、当地外務省幹部、当地駐在外交団等を招き、英語の解説を伴いながら、裏千家の茶道が披露されました。来場者は、茶道具や着物の美しさを含め、茶道における一連の作法に見入っていました。また、茶道の実演後は、来場者一人一人に茶菓子とお茶が振る舞われ、日本の伝統的な茶道文化を体験する良い機会となりました。

 


第4回 帰国留学生会総会が行われました。

3月18日(水)、リュブリャナ市内のレストランにて、第4回帰国留学生会総会が行われました。
帰国留学生会会長アンドレ・ベケシュ教授による開会挨拶に続き、城守大使より挨拶があり、皆さんの留学経験を共有し、帰国留学生会の活動をさらに活発にしていって欲しいと希望されました。その後、帰国留学生会事務局長ルカ・ツリベルグ氏より帰国留学生会の活動方針に関する発表があり、続いて昨年留学を終了したデイビッド・ライヒ氏による自身の留学経験の発表が行われました。また、その後の懇親会では和やかな雰囲気のもと、留学に関する様々な情報交換が行われ、大変有意義な総会となりました。

 


お雛様を紹介しました。

3月3日の雛祭りにちなんで、大使公邸には7段飾りの雛人形を設置しました。この日本の伝統的文化行事「雛祭り」を外国の方々に紹介すべく、3月3日と11日、公邸に様々な方をお招きし、大使夫人より行事の歴史的由来や人形が表す意味について説明しました。また、「ちらし寿司」などの日本食も振る舞われ、参加された方々と日本の文化や日本食について様々な意見交換が行われました。計約30名の方が参加され、トゥルク・スロベニア前大統領夫人、当地駐在各国大使夫人、スロベニア外務省幹部夫人、SILA関係者等が雛祭りを楽しまれました。

「雛祭り」は日本の伝統的な女性のお祭りであると同時に、「桃の節句」とも呼ばれ、桃の花が咲く頃に行われる行事で、桃には悪から身を守る力があると言われています。「雛人形」は、宮中の殿上人(平安装束)を模しており、内裏雛(親王)、三人官女(宮中に使える女官)、五人囃子(能のお囃子を奏でる五人の楽人:謡、笛、小鼓、大鼓、太鼓)、右大臣・左大臣、仕丁(三人上戸)という構成です。

 


専門家による浮世絵の実演が行われました。

2月19日(木)、ツェリエ市内の現代芸術ギャラリーにて、2月20日(金)、リュブリャナ市内のスロベニア民俗学博物館にて、日本からアダチ伝統木版画技術保存財団の専門家を招き、浮世絵の制作過程である「摺り」の実演が行われました。
実演では、有名な葛飾北斎の「富嶽三十六景:神奈川沖浪裏」が再現され、多くの来場者が細やかな「摺り」の技術、その色鮮やかでダイナミックな作品に魅せられていました。また、木版画技術に関する関心も高く、「多色刷りにもかかわらず、なぜ色がずれないのか」、「印刷したばかりの版画を重ねても、色移りしないのはなぜか」、「使用している顔料は江戸時代と同じものか」など多くの質問が寄せられました。

協力:アダチ伝統木版画技術保存財団  摺師:山本駿氏、解説者:田﨑雅志氏

 


ツェリエにて「写楽再見」展が始まりました。

2015年2月12日(木)より、ツェリエ市内にある現代芸術ギャラリーにて、国際交流基金・ツェリエ現代芸術ギャラリーと当館の共催による「写楽再見」展が始まりました。写楽の「大首絵」復刻版28点のほか、グラフィック・デザイナーによる写楽をモチーフにしたポスター「グラフィック写楽」、現代美術作家による絵画・彫刻・陶芸などを集めた「写楽へのオマージュ」という3部構成で展示されています。
初日のオープニングイベントでは、ロズマン・ツェリエ副市長、プンガルトゥニク・ツェレイア・センター長の開会の挨拶に続き、城守大使が浮世絵に関するスピーチを行い、多くの来場者が日本の伝統的な浮世絵と現代芸術を組み合わせた素晴らしい展示に魅了されていました。

「写楽再見」展は、ツェリエ現代芸術ギャラリーにて3月22日(日)まで開催していますので、是非この機会に訪れてみて下さい。 (入場料:無料)

 


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