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11月29日、当館は、天皇誕生日祝賀レセプションを開催し、ガシュペルシッチ・インフラ大臣、カンタルティ経済開発・技術副大臣、ポティセク・インフラ副大臣、ホルヴァット国民議会外交政策委員長、ガブロヴェツ・スロベニアオリンピック委員会会長をはじめ、約340名を超えるゲストの方々が来場されました。冒頭挨拶にて福田大使は、天皇陛下の御誕生日をお祝いし、本年の茶道裏千家・千玄室大宗匠のスロベニア訪問、ツェラル首相の訪日及びNEDOスマートコミュニティ実証事業に向けた署名式等について触れ、今後の二国間関係の更なる発展に期待を表明しました。本レセプションでは、スロベニアに展開する日系企業16社の協力により、会場に企業展示ブースを設けて各企業の活動について紹介したほか、日本及びドイツより日本食や日本酒を扱う企業の協力を得て、試食・試飲や日本食を紹介するコーナーを設置しました。また、握り寿司の実演、天ぷらや焼きそば等の日本食の提供を行い、会場中央では琴の生演奏が披露されました。
(※)本年ブース出展企業 (スロベニアに展開する日系企業(50音順)) アステラス、オリンパス・スロベニア、キャノン・アドリア、京セラ、コニカ・ミノルタ、ゴレニェ・パナソニック、JTI、スバル・イタリア、ソニー、ダイヘン・バストロイ、トヨタ・アドリア、ファナック・アドリア、フォルメ、富士通、マキタ、ヤスカワ・スロベニア (日本食及び日本酒ブース出展企業) 上野グルメ(ドイツ)、貴福園(京都)、鳴海屋(京都)、おのじん(京都)、丸正酢(和歌山)、湯浅醤油(和歌山)、勝喜梅(和歌山)、佐藤弁当(リュブリャナ)、丸(リュブリャナ)
9月18日(日)~24日(土)にヴェレニェ市の湖畔広場で開催されたスロベニア最大の親子向け文化行事「第27回PIKA Festival」に当館が参加し、来場した子供達に日本文化の紹介を行いました。当館のスタンドでは、晴れの日を願う「てるてる坊主」の作り方や、箱や兜などの折り紙の折り方を教えたほか、日本語の簡単な挨拶や数字の数え方等を紹介しました。来場した多くの子供達が楽しみながら日本文化に触れることができる行事となりました。
ロガテツ市で日本文化紹介行事「第3回Japan Afternoon」が開催されました。 9月4日(日)、当館協力の下、ロガテツ市のスポーツ・ホールで、同市合気道クラブ主催の日本文化紹介行事「Japan Afternoon」が開催されました。
2016年7月8日(金)、リュブリャナ旧市街地の広場にて、IMAGO SLOVENIAEと当館による共催の下、ジャズコンサートが開催されました。このコンサートは、毎年夏に行われるリュブリャナフェスティバルのジャズコンサート・プログラムの一つで、バルセロナを拠点に活躍している邦人ベーシスト・釜口雅敏氏、スロベニア人サックス奏者・イゴール・ルンペルト氏、アメリカ人ドラム奏者・ジェシー・シンプソン氏の3名による演奏は来場した多くの聴衆を魅了し、リュブリャナの夏の夜を彩る素晴らしいコンサートになりました。
2016年6月29日(水)、リュブリャナ市の協力を得て、旧市街にある市庁舎のレッド・ホールにて、尺八奏者・田嶋直士氏と国営スロベニア放送交響楽団ビオラ奏者・岩木保道氏を迎え、尺八とビオラのコンサートを開催しました。コンサートでは、「鶴の巣籠」や「虚空」など伝統的な尺八本曲に加え、今回のコンサートのためにスロベニアに来訪した作曲家・前田智子氏も同席し、同氏が作曲した3楽章からなる尺八とビオラのための曲「阿頼耶(アラヤ)」(サンスクリット語由来)が演奏されました。来場した方々は、尺八とビオラが奏でる躍動感のある音色に静かに聴き入っていました。
尺八とビオラのコンサート、池坊華道デモンストレーション(コペル市) 2016年6月28日(火)、コペル市内にあるアッシジの聖フランチェスコ教会付属ホールにて、尺八とビオラのコンサート及び池坊華道デモンストレーションが開催されました。尺八奏者・田嶋直士氏と国営スロベニア放送交響楽団ビオラ奏者・岩木保道氏によるコンサートでは、伝統的な尺八本曲のほか、作曲家・前田智子氏を迎え、同氏が作曲した3楽章からなる尺八とビオラのための曲「阿頼耶(アラヤ)」(サンスクリット語由来)が演奏されました。来場した方々は尺八とビオラが織りなす和洋が融合した音色に聴き入っていました。コンサートに続いて行われた池坊華道デモンストレーションでは、池坊華督・目崎真弓氏と華道スロベニア協会会長・ミロスラウ・ガヴラン氏が、池坊の伝統的様式である「立花」「生花」から現代様式まで6種類のスタイルを紹介しながら生け花の実演を行い、9作品を披露しました。使用した素材は花屋で手に入るもののほか、道路沿いや野原で簡単に見つけられる素材をふんだんに用いて、池坊華道の精神にも触れながら、気軽に生け花が楽しめることを来場者に伝えました。華道デモンストレーション終了後は、当館で用意した和食と日本酒を来場者に振る舞い、日本の味をコペル市民の皆様に楽しんでいただきました。
6月25日から27日かけて、裏千家・千玄室大宗匠がスロベニアを訪問されました。
2016年6月11日(土)、リュブリャナ市内エキシビション・コンベンション・センターにおいて、日本文化総合紹介行事「Japan Day 2016」が開催されました。 ※ステージプログラム(詳細)および出展者一覧(詳細)
写真提供(一部):Touhou Association
Asian Culinary Day ~アジアの食文化紹介~ 5月7日(土)、リュブリャナ市郊外のズビリエ湖畔広場にて、Touhou Association、ズビリエ観光協会および当館の共催による第2回Asian Culinary Dayが開催されました。アジアの食をテーマに、寿司や焼き鳥等の日本食を提供するスタンドや中国・インド・タイ・ベトナム料理を扱うスタンドが設置され、多くの来場者がアジアの食文化を堪能していました。また、日本から輸入したお菓子や包丁などの展示販売や柴犬と触れ合うコーナーがあったほか、当館のスタンドでは浴衣や書道、日本の伝統玩具を紹介しました。
4月5日(火)、マリボル市にあるマリボル地域博物館にて、国際交流基金及び当館主催の日本人形展オープニングセレモニーが開催されました。オープニングセレモニー冒頭、コレン・同博物館館長の開会挨拶に続き、フィシュトラヴェツ・マリボル市長より歓迎の挨拶、同博物館のキュレーターであるプンガルトニク氏より人形展の説明がありました。福田大使からは、来場者に対する歓迎の言葉とともに、日本人形に見られる特徴(顔料、洗練された工芸技術等)や、人形が国際交流のツールとして用いられた歴史上のエピソードを説明しました。 その後、来場者は日本人形展の展示会場へと案内され、日本人形の美しさや細かい工芸技術に感嘆の声をあげながら人形一体一体をじっくりと鑑賞していました。また、展示会場に隣接したスペースでは、巻き寿司等の和食の他、日本酒や日本産ウィスキーも振る舞われ、日本文化を味わう良い機会となりました。 この日本人形展は、国際交流基金が企画した海外巡回展の一つで、古来の風習に育まれた「ひな人形」「五月人形」、古典芸能に材をとった「能人形」「文楽歌舞伎人形」のほか、日本各地の人形や現代工芸作家による創作人形等を展示しており、6月5日(日)まで開催しています。 (日本人形展 会場:マリボル地域博物館、住所:Grajska ulica 2, 2000 Maribor)
3月30日(水)、リュブリャナ市内のレストランにて、第5回帰国留学生会総会が行われ、当館からは阿部参事官、大橋書記官が出席しました。
3月24日(木)、大使公邸において茶道裏千家 村上由美子教授に対する在外公館長表彰の授与が行われました。 1981年より茶道裏千家の指導を始められた村上教授は、4世代にわたる茶道教授の家柄であり、2013年3月に訪日中のパホル大統領にお会いしたことがきっかけとなり、同年11月に中・東欧茶道デモンストレーションの一環で初めてスロベニアを訪問されました。2014年8月からは現地指導者を育成するため、年3回スロベニアを訪問され、スロベニアにおける茶道文化の普及やレベルの向上に尽力されています。こうしたご努力が実を結び、6月下旬には茶道裏千家淡交会スロベニア協会が設立される運びとなっています。 表彰式では、福田大使より村上教授のスロベニアにおける茶道文化の普及と指導に対する謝辞が述べられ、来賓各位からも、日・スロベニア間での茶道を通じた文化交流の一層の発展に期待が寄せられました。村上教授からは今回の表彰に対する感謝の意とともに、今後も両国友好のためスロベニアでの茶道文化の普及に尽力していきたいとするお言葉がありました。
3月8日(火)、リュブリャナ市内デパート「MAXI」の併設レストラン「ロマンサ」にて、当地レストランの調理人・藤田妙子氏を講師に迎え、和食のワークショップを開催しました。和食には欠かせない「だし」の取り方や白米の炊き方、和食に使われる食材・調味料に関して説明をした後、参加者には天ぷらを揚げてもらう等の体験をしてもらいました。当日は天丼・お吸い物・酢の物の三点を作り、参加者は日本の味を楽しんでいました。 また、3月10日(木)には同会場にて和菓子のワークショップを開催し、裏千家茶道専任講師・久野和良氏より日本の伝統的な和菓子「練り切り」の作り方を紹介しました。白豆や小豆から餡を作る方法が口頭で説明された後、参加者は、予め久野氏によって用意された餡及び練り切りを用いて、菊花等の形をした和菓子作りの体験をしました。また、和三盆や羊羹などのお菓子も紹介し、和菓子文化の奥深さに参加者の高い関心が寄せられました。 ●和食ワークショップ
●和菓子ワークショップ
2016年3月1日から4日にかけて、テアニン株式会社(貴福園、於京都・宇治)の貴森みき社長及び高田ひとみプロジェクトマネージャーを迎え、リュブリャナ市及びブルダ市の各会場で、健康面における抹茶の効能についてレクチャーを開催しました。同レクチャーでは、最近の科学的研究に基づき、茶葉に含まれるカテキン・テアニン及び12種類のビタミンが、体脂肪の燃焼促進、ガンの抑制、美容に効果があるという点を紹介しました。その後、日本の伝統的な和菓子・練り切り(茶道講師・久野和良氏より提供)とともに抹茶が振る舞われ、来場者の皆さんが日本の味を堪能していました。また、ブルダ会場では、和食の提供とともに日本酒や日本産ウィスキーのプロモーションも行い、「日本酒はどこで手に入るのか」など多くの質問が寄せられ、関心の高さが窺えました。なお、RTVスロベニアの朝の情報番組「ドブロ・ユートロ」(スロベニア語で「おはよう」という意味)にも生出演し、同行事が紹介されました。 ●3月1日 ブルダ市のヴィラ・ヴィポルジェにおける抹茶レクチャーの様子
●3月3日 RTVスロベニア 朝の情報番組 生出演の様子
●3月3日 リュブリャナ市プレジホウ・ヴォランツ市立図書館における抹茶レクチャーの様子
●3月4日 リュブリャナ市 リュブリャナ大学社会科学部における抹茶レクチャーの様子
【参考】 貴福園ホームページ(日本語) http://theanine.co.jp
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